禁煙して1年半、それでもタバコを吸いたくなる瞬間|20年以上吸った私の本音

禁煙

はじめに

「禁煙したら、もうタバコを吸いたいと思わなくなるの?」

禁煙を考えている人なら、一度は気になるのではないでしょうか。

正直に言います。

私は禁煙して1年半以上経った今でも、ごく稀に「タバコ吸いたいな」と思うことがあります。

ただし、以前とは決定的に違います。

「吸いたい」と思っても、今の私にはタバコを吸うという選択肢がありません。

なぜなら、20年以上タバコを吸い続け、20回以上禁煙に失敗した経験から、

タバコは始めるのは簡単だけど、抜け出すのは大変

だと身をもって知っているからです。

今回は、禁煙して1年半以上経った今だからこそ話せる、

「それでもタバコを吸いたくなる瞬間」

について、きれいごとなしでお話しします。


禁煙1年半でも「吸いたい」と思うことはある

まず、誤解してほしくないことがあります。

禁煙したからといって、

「もう一生、タバコを吸いたいと思わない」

とは限りません。

私の場合、今でもごく稀にあります。

それは、

食べ過ぎた時。

お腹いっぱいになるまで食べた時に、

「あ、タバコ吸いたいな。」

と思うことがあります。

昔なら、ここで当然のようにタバコを吸っていました。

食事を終える。

満腹になる。

タバコを吸う。

それが当たり前だったからです。

でも今は違います。

「吸いたい」と思うことはあっても、実際に吸うことはありません。


仕事が忙しくなると、ふと思い出すこともある

もう一つあります。

仕事が忙しく、バタバタしている時です。

やることが多くて余裕がなくなった時、

ふと、

「今タバコ吸ったらどうなるんだろう?」

と思うことがあります。

昔なら、

「ちょっとタバコ行ってくる」

と言って喫煙所へ向かっていたでしょう。

でも今は、その選択肢自体がありません。

ここが、昔の自分との大きな違いです。


「今タバコを吸うとどうなるんだろう?」

吸いたいと思った時、頭の中に浮かぶのは、

「1本だけなら大丈夫」

ではありません。

むしろ、

「今タバコを吸うとどうなるんだろう?」

です。

20年以上吸ってきたので、タバコを吸った時の感覚は覚えています。

頭が少しクラッとして、気持ちよくなる。

だからこそ、怖い。

以前の記事でも書きましたが、私にとって「1本だけ」は何度も禁煙を失敗させた言葉でした。

だから今は、

「ちょっと吸ってみようかな」

とはなりません。

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今、1本吸ったらどうなる?

もし誰かに、

「1本だけ吸ってみたら?」

と言われたら。

私は、

また喫煙者に戻ると思います。

大げさではありません。

20回以上禁煙に失敗してきた私だからこそ、そう思います。

「1本だけ」ができなかった過去を知っています。

そして、ニコチン依存がどれだけ簡単に日常へ戻ってくるのかも知っています。

だから、

1本を吸わない。

これだけは今でも変わりません。


今は紙タバコの匂いが「臭い」としか思えない

禁煙して大きく変わったことの一つが、タバコの匂いです。

昔は何とも思いませんでした。

むしろ自分も吸っていたので、気にならなかった。

でも今は、

紙タバコの匂いが本当に臭い。

そう感じます。

今では逆に、紙タバコの匂いを嗅ぐと、

「吸いたい」

ではなく、

「吸いたくない」

と思うようになりました。

これは20年以上喫煙していた私自身、かなり驚いた変化です。

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喫煙者を見ると、今でも昔の自分を思い出す

街でタバコを吸っている人を見ることもあります。

その時に思うことは、以前と変わりません。

正直、

「タバコを吸わないといけない人生は、なんて惨めなんだろう」

と思います。

もちろん、これは今の私の価値観です。

以前の私は、その人生を自分自身で送っていました。

朝起きたらタバコ。

会社に着いたらタバコ。

会議が終わったらタバコ。

食後にタバコ。

休憩になったらタバコ。

今振り返ると、

「タバコを吸うために生活していた」

と言っても大げさではありません。


禁煙して分かった「無限ループ」

1年半以上禁煙して、ようやく分かったことがあります。

それは、

タバコを吸うから、タバコが吸いたくなる。

ということです。

タバコを吸う。

ニコチンが切れる。

イライラする。

集中できなくなる。

タバコを吸う。

少し楽になる。

またニコチンが切れる。

そして、また吸いたくなる。

この繰り返しです。

私はこれを、

「タバコを吸うことで始まる無限ループ」

だと思っています。

昔の私は、そのループの中にいることすら分かっていませんでした。


禁煙すると「心に余裕」が生まれる

禁煙して一番大きく変わったのは、

心に余裕ができたことかもしれません。

「次はいつ吸える?」

「ここはタバコを吸える場所?」

「あと何分で休憩?」

そんなことを考えなくてよくなりました。

タバコを中心に予定を組む必要もありません。

だから、

心に余裕がある。

そんな感覚があります。

以前はタバコを吸うことでリラックスしていると思っていました。

でも今思えば、

タバコがないことで生まれたストレスを、タバコで一時的に解消していただけだったのかもしれません。


「一生タバコを我慢する」と考えなくていい

禁煙を考えている人からすると、

「一生タバコを吸えないなんて無理。」

と思うかもしれません。

私もそうでした。

だから私は、

一生禁煙しよう

とは考えませんでした。

むしろ、

失敗する前提で禁煙してみればいい。

そう思います。

何日続くのか。

何がきっかけで吸いたくなるのか。

どんな場面で失敗するのか。

それを知るだけでも意味があります。

私自身、20回以上失敗しました。

でも、その失敗が最後の禁煙に役立ちました。


失敗したら「何がダメだったのか」を残す

禁煙に失敗した時、

「自分は意志が弱い」

と考えて終わってしまう人もいると思います。

私も昔はそうでした。

でも今なら、

「なぜ失敗したのか?」

を考えることの方が大切だと思います。

私の場合、

  • 職場に戻ると吸ってしまう
  • 「1本だけ」に負ける
  • 喫煙者と一緒に休憩する
  • タバコに関連するものを見る
  • 食べ過ぎる
  • 何となく始める

など、たくさんの失敗パターンがありました。

20回以上失敗したからこそ、

最後の禁煙では、それを避けることができました。

だから私は、

20回失敗したのではなく、20通りの「やめられないパターン」を見つけた

と思っています。


それでも吸わない理由

今でも、

ごくごく稀に、

「タバコ吸いたいな」

と思うことはあります。

でも、

普段喫煙していないので、タバコを吸うという選択肢がありません。

これが今の私です。

「吸いたい」と「吸う」は別物。

吸いたいと思ったとしても、

実際に吸わなければいい。

そして私は、もう知っています。

タバコは、

始めるのは簡単だけど、抜け出すのは大変。

20年以上吸い続けた私だからこそ、この言葉の重さが分かります。


20年前の自分に伝えるなら

もし20年前の、タバコを吸い始めた頃の自分と話ができるとしたら。

「今でもタバコ吸いたくなる?」

そう聞かれるかもしれません。

私はこう答えます。

「ごくごく稀にあるよ。」

そして続けて、

「でも、今は吸わない。」

と伝えます。

なぜなら、

タバコを吸わない生活が普通になったから。

一度タバコを吸わない生活を手に入れると、

「タバコを吸わない」という選択肢が、特別な努力ではなくなります。

それが、禁煙1年半以上続けている今の私が感じていることです。

まとめ

禁煙して1年半以上。

それでも、タバコを吸いたいと思う瞬間はあります。

食べ過ぎた時。

仕事が忙しい時。

本当にごく稀です。

でも、

「吸いたい」と思うことと、

「実際に吸うこと」は違います。

今の私には、タバコを吸うという選択肢がありません。

20回以上禁煙に失敗した私だからこそ分かります。

禁煙とは、

一生タバコを我慢し続けることではありません。

タバコを吸わない生活を、少しずつ「普通」にしていくこと。

そして最後に、今の自分から20年前の自分へ伝えるなら、

「タバコは始めるのは簡単。でも、抜け出すのは本当に大変だよ。」

それでも、いつか手放す時が来ます。

その時は、

「タバコのない生活って、こんなに楽だったんだ」

ときっと気付くと思います。


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